+ + + + + + + + + +
●総括●
王の力はおまえを孤独にする。
1話のあの言葉に嘘はなかったと、24、25話ではっきりしましたね。
まず、クロヴィスが。シャーリーが。ユーフェミアが、いなくなって。
すでにたくさんの人が、死んで。
今回で、スザクとカレンとC.C.が、ルルーシュから離れた。
最初に裏切ったのは、ルルーシュだったのだから。
ハッピーエンドを望めないのは解っていたけど。
でもC.C.が言ったように、幸福を求めようとした本能は誰にも責められないと、私も思う。
もともとルルーシュが戦いを選んだ理由は、母と妹のためと、「死んでいる」と言われたルルーシュ自身の、存在証明でもあったはず。
スザクにすらそれを否定された今、ルルーシュはどう生きれば良いんだろう。
今、頭を占めるのは大半がそのことについてです。
立ち止まれないことだけは、明らかで。
殺されるなら、スザクの手で。
なんて想いも、あんな憎悪でトリガーを引かれたら、悲劇にもならない。
滑稽なただの喜劇。
もう多くは望まないから、せめて。
スザクがルルーシュに向けた銃の震えは、ルルーシュを大切に思っていた現れであって欲しいです。
●ルルーシュ●
立場表明としては、私はほぼルルーシュ擁護派です。
端から肯定出来ない点はあったので、肯定派にはなれませんが。
それでも、行動理念としてある優しさとか恨みとか、ひっくるめた感情は否定し難くて。
今までも、これからも、おそらくルルーシュの幸福を願わずにはいられません。
でも、今回のルル様の俺様っぷりは凄まじかった。苦笑。
結局、学園は守ろうとした。
スザクは捕らえるだけで殺さなかった。
ナナリーのためなら戦争の指揮も投げ出す。
あげくスザクに対しての甘えも、捨てきれない。
その不安定で、自分勝手で間違いだらけなルルーシュが好きです。
恋は盲目。馬鹿な子ほど可愛い。
ルルーシュは本当に悪い顔がよくお似合いです。
だけど、ささいな幸せに気付いて笑顔でいられたなら、きっと世界は違っていたのでしょうね。
惜しむらくは、それだけ。
走るしかないなら、もう突っ走れ。
屍の上に立って、美しい微笑を見せて下さい、マイ・マジェスティ。
●スザク●
ユフィですら気付いたんですからね、気付かないわけなかったですよね。やっぱり。
でもゼロの正体に感づいていてなお、追求出来なかったのはルルーシュを大切に思っていたからだと言うなら、こちらも半端な正義だったとしか言えません。
そんな中途半端で優柔不断なスザクが好きです。
けれど同時に憎いです。とてつもなく。
可愛いさ余って憎さ百倍。
ルルーシュの存在意義の否定は、小説設定なら父殺しの件から想像出来たので納得はいきますけど。
アニメでの殺害理由が本当に日本のためだったら、毒の一杯でも盛らないと気が済まないです。
キレた勢いであって欲しい。
正直、スザクにだけはルルーシュの存在を肯定して欲しかった逆恨み。わかってる。
ただの人殺しは、スザクもルルーシュも同じ。
背負う罪悪感も、同様。
正義なんて自分の心にしかあり得ない。
それを知ったなら、自分にだけ従えば良い。
本質的に正直な人は、結構好きですよ?
これからの暴れっぷりに期待です。
●C.C.●
C.C.に関しては不明な点を多く残したままなので、言及しにくいです。
とりあえず今回のベストヒーローは間違いなくC.C.。
同時にメインヒロイン。
凄いポジション。
ただ、もうルルーシュの傍に居て欲しいとは望めないのが悲しくて寂しくて。
ルルーシュにとっての最後の砦でしたからね。
同時に、きっとC.C.の砦でもあったと思うので、尚更。
マリアンヌとの関係や、ギアス、魔女、クロヴィス指揮下での実験内容、本当の名前。
C.C.に関して解らないことはたくさんありますが、今一番知りたいのは、彼女の叶えたかった願いです。
●カレン●
何があってもゼロを守っていて欲しかった人でした。
ルルーシュはルルーシュで、最悪の言い方をしましたからね。
甘言で騙さなかったのは、カレンに対しての罪滅ぼしに当たるの、かな…?
カレンが過程か結果のどちらに手を伸ばすのか、最後の選択肢を提示してあげたように思えるのですが、これはルルーシュへの贔屓目でしょうか。
どちらを選ぶかは、カレン次第ですが、どうかルルーシュを選んで。
ルルーシュがカレンを含めた黒の騎士団を、それなりに大切にしていたことはわかって欲しい。
…ルルーシュが切り捨てられる可能性が高いからこその、必死にお願いです。
それはともかく、前半のナイトメア戦の格好良さに惚れ惚れしました。
カレンは常に一生懸命なので、どの選択肢を選んでも応援してあげたい。
(血迷ってルルーシュを撃ち殺そうとしない限りは)
頑張れカレン。私の王子。
●コーネリア●
真正面からゼロに向かっていた総督は、文句なしに格好良かった。
戦略的にどんなに愚かでも、あの凛とした姿勢にかなうものはないと思いました。
ギアスの中では、もっとも揺るぎなく強い人ではないでしょうか。
●ギルフォード●
正しい騎士の見本。
ここの主従関係素晴らしい。
ギルフォードの心意気が素晴らしい。
●扇とヴィレッタ●
この二人が一緒に幸せになることは出来ないのでしょうか。
扇さんがヴィレッタに対してもゼロに対しても寛容すぎて、泣けました。
ルルーシュに文句を言うなら、もっと副指令を大事にしろと。
彼の代わりなんていません。
この人だけは幸せになって欲しい。
例え貧乏クジ引きそうな人ナンバーワンであろうとも。
●藤堂とディートハルト●
ゼロが戻るまで粘って、としか言いようがない。
●ラクシャータ●
渦中にいる割にどこまでも傍観者ですね。素敵。
ロイドさんをよく知っていて、かつ奇妙な信頼が成り立っている関係に痺れました。
●シュナイゼル●
え、お兄様、本当に良い人なんですか?
………え??
●オレンジ●
…ええと、きっと、彼はディートの言うところの完成した素材。
笑いをありがとう。
●ナナリーとV.V.●
V.V.の目的がわからない。
ナナリーがどこまで気付いているかがわからない。
この二人が、今後のキーポイントだということしかわからない。
未知数にすぎてコメントなし。
●マリアンヌ●
この方も謎すぎて…。
殺害のこともC.C.との関係も。
というか、本当に死んだのか。
コーネリア様からの情報で、この時皇帝が全くの無関心でなかったことが判明しましたが、それもやっぱり謎。
とりあえず、ルルーシュを産んで下さったことに感謝を。
◎最後に◎
この5ヵ月、胃が痛かった。
そして今日の1時間、心臓も痛かった。
全体的には満足というか満腹というか…。
今の時点では大方納得しています。
怒涛の展開をありがとうございます、スタッフの方々。
胃に穴が開くかと思うほど素晴らしかったです。続編も期待。
…でもどうかルルーシュを主人公のままでお願いします。切実に。
あとは溜めてたドラマCDとかアンソロとか雑誌とか妄想自家発電とかで心を慰めるばかりです。
王の力はおまえを孤独にする。
1話のあの言葉に嘘はなかったと、24、25話ではっきりしましたね。
まず、クロヴィスが。シャーリーが。ユーフェミアが、いなくなって。
すでにたくさんの人が、死んで。
今回で、スザクとカレンとC.C.が、ルルーシュから離れた。
最初に裏切ったのは、ルルーシュだったのだから。
ハッピーエンドを望めないのは解っていたけど。
でもC.C.が言ったように、幸福を求めようとした本能は誰にも責められないと、私も思う。
もともとルルーシュが戦いを選んだ理由は、母と妹のためと、「死んでいる」と言われたルルーシュ自身の、存在証明でもあったはず。
スザクにすらそれを否定された今、ルルーシュはどう生きれば良いんだろう。
今、頭を占めるのは大半がそのことについてです。
立ち止まれないことだけは、明らかで。
殺されるなら、スザクの手で。
なんて想いも、あんな憎悪でトリガーを引かれたら、悲劇にもならない。
滑稽なただの喜劇。
もう多くは望まないから、せめて。
スザクがルルーシュに向けた銃の震えは、ルルーシュを大切に思っていた現れであって欲しいです。
●ルルーシュ●
立場表明としては、私はほぼルルーシュ擁護派です。
端から肯定出来ない点はあったので、肯定派にはなれませんが。
それでも、行動理念としてある優しさとか恨みとか、ひっくるめた感情は否定し難くて。
今までも、これからも、おそらくルルーシュの幸福を願わずにはいられません。
でも、今回のルル様の俺様っぷりは凄まじかった。苦笑。
結局、学園は守ろうとした。
スザクは捕らえるだけで殺さなかった。
ナナリーのためなら戦争の指揮も投げ出す。
あげくスザクに対しての甘えも、捨てきれない。
その不安定で、自分勝手で間違いだらけなルルーシュが好きです。
恋は盲目。馬鹿な子ほど可愛い。
ルルーシュは本当に悪い顔がよくお似合いです。
だけど、ささいな幸せに気付いて笑顔でいられたなら、きっと世界は違っていたのでしょうね。
惜しむらくは、それだけ。
走るしかないなら、もう突っ走れ。
屍の上に立って、美しい微笑を見せて下さい、マイ・マジェスティ。
●スザク●
ユフィですら気付いたんですからね、気付かないわけなかったですよね。やっぱり。
でもゼロの正体に感づいていてなお、追求出来なかったのはルルーシュを大切に思っていたからだと言うなら、こちらも半端な正義だったとしか言えません。
そんな中途半端で優柔不断なスザクが好きです。
けれど同時に憎いです。とてつもなく。
可愛いさ余って憎さ百倍。
ルルーシュの存在意義の否定は、小説設定なら父殺しの件から想像出来たので納得はいきますけど。
アニメでの殺害理由が本当に日本のためだったら、毒の一杯でも盛らないと気が済まないです。
キレた勢いであって欲しい。
正直、スザクにだけはルルーシュの存在を肯定して欲しかった逆恨み。わかってる。
ただの人殺しは、スザクもルルーシュも同じ。
背負う罪悪感も、同様。
正義なんて自分の心にしかあり得ない。
それを知ったなら、自分にだけ従えば良い。
本質的に正直な人は、結構好きですよ?
これからの暴れっぷりに期待です。
●C.C.●
C.C.に関しては不明な点を多く残したままなので、言及しにくいです。
とりあえず今回のベストヒーローは間違いなくC.C.。
同時にメインヒロイン。
凄いポジション。
ただ、もうルルーシュの傍に居て欲しいとは望めないのが悲しくて寂しくて。
ルルーシュにとっての最後の砦でしたからね。
同時に、きっとC.C.の砦でもあったと思うので、尚更。
マリアンヌとの関係や、ギアス、魔女、クロヴィス指揮下での実験内容、本当の名前。
C.C.に関して解らないことはたくさんありますが、今一番知りたいのは、彼女の叶えたかった願いです。
●カレン●
何があってもゼロを守っていて欲しかった人でした。
ルルーシュはルルーシュで、最悪の言い方をしましたからね。
甘言で騙さなかったのは、カレンに対しての罪滅ぼしに当たるの、かな…?
カレンが過程か結果のどちらに手を伸ばすのか、最後の選択肢を提示してあげたように思えるのですが、これはルルーシュへの贔屓目でしょうか。
どちらを選ぶかは、カレン次第ですが、どうかルルーシュを選んで。
ルルーシュがカレンを含めた黒の騎士団を、それなりに大切にしていたことはわかって欲しい。
…ルルーシュが切り捨てられる可能性が高いからこその、必死にお願いです。
それはともかく、前半のナイトメア戦の格好良さに惚れ惚れしました。
カレンは常に一生懸命なので、どの選択肢を選んでも応援してあげたい。
(血迷ってルルーシュを撃ち殺そうとしない限りは)
頑張れカレン。私の王子。
●コーネリア●
真正面からゼロに向かっていた総督は、文句なしに格好良かった。
戦略的にどんなに愚かでも、あの凛とした姿勢にかなうものはないと思いました。
ギアスの中では、もっとも揺るぎなく強い人ではないでしょうか。
●ギルフォード●
正しい騎士の見本。
ここの主従関係素晴らしい。
ギルフォードの心意気が素晴らしい。
●扇とヴィレッタ●
この二人が一緒に幸せになることは出来ないのでしょうか。
扇さんがヴィレッタに対してもゼロに対しても寛容すぎて、泣けました。
ルルーシュに文句を言うなら、もっと副指令を大事にしろと。
彼の代わりなんていません。
この人だけは幸せになって欲しい。
例え貧乏クジ引きそうな人ナンバーワンであろうとも。
●藤堂とディートハルト●
ゼロが戻るまで粘って、としか言いようがない。
●ラクシャータ●
渦中にいる割にどこまでも傍観者ですね。素敵。
ロイドさんをよく知っていて、かつ奇妙な信頼が成り立っている関係に痺れました。
●シュナイゼル●
え、お兄様、本当に良い人なんですか?
………え??
●オレンジ●
…ええと、きっと、彼はディートの言うところの完成した素材。
笑いをありがとう。
●ナナリーとV.V.●
V.V.の目的がわからない。
ナナリーがどこまで気付いているかがわからない。
この二人が、今後のキーポイントだということしかわからない。
未知数にすぎてコメントなし。
●マリアンヌ●
この方も謎すぎて…。
殺害のこともC.C.との関係も。
というか、本当に死んだのか。
コーネリア様からの情報で、この時皇帝が全くの無関心でなかったことが判明しましたが、それもやっぱり謎。
とりあえず、ルルーシュを産んで下さったことに感謝を。
◎最後に◎
この5ヵ月、胃が痛かった。
そして今日の1時間、心臓も痛かった。
全体的には満足というか満腹というか…。
今の時点では大方納得しています。
怒涛の展開をありがとうございます、スタッフの方々。
胃に穴が開くかと思うほど素晴らしかったです。続編も期待。
…でもどうかルルーシュを主人公のままでお願いします。切実に。
あとは溜めてたドラマCDとかアンソロとか雑誌とか妄想自家発電とかで心を慰めるばかりです。
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