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今夜は、日本国主催のサクラダイト分配式。
そしてそれに伴うパーティーが行われる日です。
サクラダイトを望む各国の重鎮が集う、年一回のそれは世界でも注目を浴びる、それはそれは絢爛豪華なパーティーなのです。

「では行ってくるから、おとなしく待っているんだよ」
「土産はちゃんと買ってきてやるから案ずるな、我が義弟よ!」
「ごめんなさいお兄様。行ってきますね」
「…あの、なんで俺だけ留守番なんですか?」
けれども可哀想に。ルルーシュは、おうちに一人お留守番。
漏らされた不満を聞いて、クロヴィスお兄様は顔色を変えました。
「当たり前だ!今日は会場に枢木スザクがいるのだぞ!?そんな危険な会場におまえを連れて行ける訳がないだろうっ」
「…スザクは俺の幼なじみなんですが……」
「でも、パーティーであまりお二人が仲が良さそうだと、他国にサクラダイトの分配量に対して疑問を持つかもしれないと、シュナイゼルお兄様も…」
「ナナリー騙されるな…。兄上の言うことは八割嘘だ」
「ははは、随分な言い種だね。でも、君だってブリタニアはともかく、枢木スザクにまで余計な不利を招くのは本意じゃないだろう?」
「それは、そうですが…」
「じゃあ、私たちの言う通り、留守番していてくれるね…?」
「……わかりましたよ。もともとそういった堅苦しいのは嫌いですし、家にいますよ」
もともと社交場嫌いなルルーシュは、兄や妹が言うこともあって割とすんなり納得してしまいました。
ルルーシュが来ないことで騒ぐであろう幼なじみのことは、あまり頭にないようです。
「それでは、改めて行ってくるよ」
「はい。お気をつけて。でもナナリーもいるんですから、あまり遅くならないで下さいね。日付が変わる前には戻ること」
「わかりました。あ、そうだお兄様、帰ってきたらこの間の本の続きを読んで下さいますか?」
「もちろん。だけどくれぐれも遅くなるなよ」
「はいっ。いってきます」
「ああ、楽しんでおいで」

ルルーシュは兄たちを送り出したあと、思いがけず空いてしまった時間を持て余してしました。
「ちょうど良いから掃除でもしているか」
けれど綺麗好きなルルーシュは、特に迷うことなくホウキを取りに行きました。



*****



書きたいのがここまでなんで、続きはありません。甘やかされるシンデレラ。

どむりんには続き書くように言われてるんですが、やっぱり面倒くさいや。許せ。
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