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「せめて最後に杭を穿ってくれた事に感謝しよう。
これで二度とおまえを忘れることはないだろう。
…例え、おまえを愛したことは忘れてもな」
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心はこんなに彼が欲しいと叫ぶのに、この足は地面を蹴らずこの腕は泥にまみれて君を抱けない。
煩わしいと思う重力に、けれど僕は安堵した。
甘い香りの残るベッドに、月明かりだけが淡く映えている。

「嘘つき」

半身を起こした青年は、相手の安らかな寝息を耳にして、小さく呟いた。
腕に抱いた娘に伝えたい言葉があった。
けれども次第に冷えてゆく唇が、上手く動かない。
吐息のような呟きでは、る、まで発音出来なかった。
彼の優しい呼び声は、私をひどく悲しくさせる。貴方の目をそらすほどの引力を持つ、その声が。
置き去りにされた本を、私はそっと慰撫した。
●元旦からアクティブに動いていたら、あっという間に5日でした。
あけましておめでとうございます。

●短文修行も、残り12題となりました。
あと1題がどうしても浮かばないのですが、今日からまた順にここにアップしたいと思います。

●こんな辺境地ではありますが、今年もよろしくお願いいたします。
今年はドムリんにギアスに引き込まれ、ルルーシュとスザクに狂わされっぱなしの一年でした。
楽しかったです。

バイトも充実していて、学業がぶっちゃけ疎かになりつつありますが、自分に出来ることを自分のペースで来年も頑張っていきたいです。

拍手返信が済んでいないのですが、しばらくお待ち下さい。
忌憚ない意見も、励ましの言葉も、いつもありがたく受け取っています。

私はこれから友人宅で年越しなのでいってきます。鍋パーティー(笑)



こんな辺境地までわざわざお越しくださった方に、今年最後の感謝を込めて。
良いお年をお迎え下さい。
その手は泥と汗でひどく汚れていた。
掌の熱さに惑ったのは、一瞬。
何故だかそれがどうしようもなく尊く思えて、涙が出てしまいそうだった。
少女と女に境界線はない。
私も、そして彼女も。
ちらりと見合った視線の先で火花が散る。
微笑みの裏側に気づかないのは、恋も知らぬ彼一人。
喉が千切れる程叫んで、爪で空を切るように手を伸ばす。
踏みつけた花さえ顧みず、ただ追いかけた。
けれど、ああ。
虹が、虹が消えてしまう。
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